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さんいん中央テレビのニュース番組(2023年9月4日)で、プラチナ主催「さんいん輸入車ショー・さんいんEVショー・さんいんキッチンカーフェス」が紹介されました企業ニュース
2023.09.04
かつてない水準のガソリン価格 山陰でも「EV」普及の追い風になるか?(島根・松江市)
https://news.goo.ne.jp/article/tsk_tv/region/tsk_tv-2023090400012612.html
世界各国の名車が一堂に会する「さんいん輸入車ショー」が、松江市で開かれました。
ガソリンの歴史的な高騰が続くなか、来場者が注目していたのは電気自動車=EVのコーナー。山陰のEVの現状、そして、普及のカギを探りました。
9月2日、3日に松江市で開かれた「さんいん輸入車ショー」。
来場者:
「ふだん見ないような高い車もあって、おもしろい」
「実物をいま初めて目の当たりにして、近づいていいのかどうかと」
世界6か国、14の自動車メーカーの人気車約50台が並びます。
田中祐一朗記者:
「こちらには高級車が並びますが、あちらはEV車がメインです」
会場には、国産の電気自動車を紹介するコーナーも。
来場者:
「かっこいいです。内装が近未来感がありますね」
温室効果ガスの排出量削減に取り組む「脱炭素先行地域」として、環境省の選定を受ける松江市。
上定市長も来場し、EVに試乗しました。
松江市・上定市長:
「たくさんの方が来場していて、EVに対する感度、関心の高さを感じた。市民の皆さんの機運が高まることは、松江市としても歓迎している」
去年1年間の燃料別の新車販売台数を見ると、電気とガソリンで動く「ハイブリッド車」と「ガソリン車」が9割以上を占め、EVはまだ全体の1%ほど。
それでも、年々販売台数を増やしていて、まさにこれからという成長分野です。
来場者:
「実はEVを今度買うことになってまして…」
Q.買われたんですか?
「はい!ガソリンが今とても高いですね。180円台いってますよね。今、EV車買うと補助金の対象になっているのも魅力」
現在、EVなどクリーンエネルギー車を新車で購入すると、国から上限85万円の補助金を受けられます。
さらにEVが1万キロを走行するのにかかる充電代は、燃費にもよりますが、5万円ほどで、現在のガソリン代を踏まえてガソリン車と比べるとコストは半分以下になる試算もあります。
初期費用に加え、維持費用を抑えられるというメリットを感じて購入したといいます。
来場者:
「一番心配しているのが、充電しないといけないんですけど、アポートに住んでいるので、近所の充電するところを把握しておかないといけない」
一方で、懸念しているのは充電環境です。
山陰両県の充電スポットは、道の駅や自動車販売店などを中心に約300か所ありますが、集合住宅には、現状、EV用の充電スポットがない場合が多く、最寄りの充電スポットでこまめに充電しなければなりません。
来場者:
「ガソリン車だったら、ガソリン持ってきてちゃっと入れて走れるけど。家から買い物にちょっと行くくらいの使い方じゃないと」
環境に配慮した「脱ガソリン」の動きに加え、歴史的な燃料価格の高騰。
こうした流れを背景に、山陰でもEVの普及が進むのか、注目されます。