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TSKさんいん中央テレビの報道番組(2024/2/29)でプラチナのカーボンニュートラルへの取組みが紹介されました企業ニュース

2024.03.01

EV販売実績に応じて森林保全に貢献 自動車販売会社が「Jークレジット」購入(島根・松江市)

松江市の自動車販売会社が、出雲市の材木店が取得した「Jークレジット」、温室効果ガスの排出削減量を購入する契約を結びました。
自動車販売会社がJークレジットを購入するのは山陰では初めてだということです。

松江市で行われた調印式には、輸入車販売などを手がける「プラチナ」(松江市)の内田社長と「Jークレジット」を販売した須山木材(出雲市)の須山社長が出席しました。
「Jークレジット」は、カーボンニュートラル、温室効果ガスの排出実質「ゼロ」を目指して2013年にスタートした国の認証制度で、自治体や企業が森林経営を通じて得られた二酸化炭素など温室効果ガスの吸収量をクレジット化(数値化)して販売し、売却益を森林の整備などに活用します。
須山木材は、県内に約1000ヘクタールの森林を所有し、2018年に「Jークレジット」を取得。
これまでに県内や関西などの企業へあわせて728トン、約640万円分を販売したということです。
今回の契約は島根銀行が仲介し、プラチナは17トン、約15万円分を購入しました。

プラチナ・内田雄之社長:
「(自動車業界は)何十年と続きながら、CO2を排出している。今まで出してきた責任ももちろんあるし、(環境問題の)真っただ中にいるからこそ、中心となってカーボンニュートラルに取り組んでいくべきだと感じている」
須山木材・須山政樹社長:
「Jークレジットを通じて、広く山の働きを皆さんに知ってもらうことによって、みんなで山を守っていく、そういった活動につなげていきたい」

Jークレジットの購入は、山陰の自動車販売会社では初めてだということで、「プラチナ」は、今後もEV・電気自動車の販売実績に応じて、長期的に購入することにしています。

https://youtu.be/qMaN5g0mEp0